日経BP社から発売された『精神病院で人生を終えるということ』の装丁を担当しました。
現役の精神科医によって記された「身体合併症病棟」の現場での実態です。

明るく軽いタッチで書かれてしますが、精神科での終末治療の現実は重く厳しいものです。
制作中に読んでいて気が滅入るほどでした。
帯に「死は希望だ」と刺激的なキャッチコピーがありますが
読み進めていくにつれ、その言葉の意味することがわかります。

日経BP社