PIE BOOKSより発売された『日本タイポグラフィ年鑑2014』のアートディレクションとデザインを担当しました。
日本タイポグラフィ協会に入会して11年、今回このような大きな仕事をいただきました。
最初は自分では役不足かなとも思いましたが、「こんな機会は二度とない!」と考え直し、お引き受けしました。タイポグラフィ年鑑の発行が今年で24回目というこで、ローマ数字の「xxiiij(24)」をメインヴィジュアルに使用しました。
この表記について説明します。
ローマ数字で「4」の表記は、「iv」と「iiii」の2種類あります。
最後の「i」が「j」となっているのは、昔は「i」が「j」の区別がなかったことと、手書きの際に「ここで終わり」という意味合いで最後を伸ばす例があるため、今回は敢えて「j」にしました。
カバーは抜き型で本体の赤が見えます。
編集長の小川さん、委員長の大崎さん、協会の尾崎さん、 PIE BOOKS森山さん、カメラマンの森崎さん他
関わっていただいた全ての方にお礼申し上げます。
4月14日〜5月15日まで竹尾見本帖本店2Fで作品展があります。是非ご覧ください。
日本タイポグラフィ協会 http://www.typography.or.jp/
PIE BOOKS http://pie.co.jp/
株式会社 竹尾 http://www.takeo.co.jp/